質問 「この練習メニューで上手くなれるのか・・・」

僕は中2で部長をしています。

質問の内容に入る前にチームの状況を説明します。

まず、指導者はほとんど体育館に来ません。

来てもあまり指導はありますせん。

そして、後輩（１年生）及び一部の二年生はまじめに練習に取り組んでいません。
人数は全員で25名ほどです。
さっそく質問です。

僕のチームの、土日の練習メニューです↓。

1　ストレッチ
2　ランニング
3　フットワーク
（ストレッチウォーキング、サイドキック、ボールミートモーションなど、）
4　ディフェンス
（ダイヤモンドステップ、回り込み←コースを防ぐ練習）
5　ダッシュ
（1、2,3往復シャトルラン）
ここからは半面（男女別れるため）
6　フリースロー
7　スクエアパス
8　レイアップシュート（50本）バックシュート（30本）ジャンプシュート（30本）←ローポストあたりから
（上記はすべてパスからのやつです）
9　フリースローライン左右からの対面パスからのジャンプシュート（50本）、ドライブイン、ステップインなど（30本）
10　オールコートで2メン3メン
11　1対1
12　2対1
13　3対2
14　5対5
※ところどころで休憩があります。
時間は5時間です。

僕が思うに、ディフェンス練習が少なすぎる気がします。

みなさんはこの練習メニューについてどう思うでしょうか？
また、みなさんがおこなっている練習メニューを紹介していただけると嬉しいです。

ディフェンス練習の少なさについては、後ほど説明しますが、なんといってもフリースローに割く時間の位置。

これは僕は不満ですねぇ。

アップをした程度の疲労では、試合中の疲労には匹敵しません。２線速攻、３線速攻（２対１とか３対２も、このトランジションプレイの流れで行ったらいいんじゃないですか？）の後に、休憩前のフリースロー３本、外れた本数分、ダッシュで往復します。ちなみに、最後尾でゴールした人はもう１往復＋。



ディフェンス練習の少なさについてですが、ミラードリルというものをやってみてください。２人組になって向かい合い、１人はオフェンスとなって左右に揺さぶります。（エンドラインからフリースローラインまでの幅を、ランダムに左右に動く）対してディフェンスは、２０～３０秒間、ディフェンスのスライドステップをしてオフェンスについていきます。



そして、増やしてもいいのは、ピボットフットの練習。

ディフェンスは、とにかくボールを持つオフェンスに向かってプレッシャーを与えます。オフェンスは、ボールを奪われないために、ピボットを踏んで相手から逃げます。もちろん軸足は動かしてはいけませんね。ボール位置もしっかり考えたり、かなり頭を使うプレーです。一見アグレッシブな練習法なんですけどね。



往復シャトルランですが。。

往復数はOKです！

そして、それに加えて制限時間を設定すれば、自然にみんなのスピードが増します。

（例）

１往復　１０秒以内

２往復　２１秒以内

３往復　３２秒以内

といった感じです。実は僕のブログにもコレ載せてます。



これでヤル気出さないのなら、思い切って部会でも開くしかないでしょう。

やはり、練習はいかに効果的・合理的・効率的に行うかが重要かと思います。（強豪校は、練習量が多いとよく言われますが、無駄な練習を長時間やっているところが少なくないのが事実かと思います。）



メニュー自体に問題はないかと思います。効果的・合理的・効率的にするために、練習の意図と目的を理解し、時間配分・順序などの構成を考えることと、言うまでもなく、選手にもこれらの意図・目的を理解させることが重要かと思います。



さて、私ならまず、日曜を完全休養にして、勉強するなり家庭の時間なり友達と遊ぶ時間にするなりを生徒に勧めます。

日曜が完全休養なので土曜は主に個人の基礎体力・技術等の基礎向上に時間を使いたいと思います。



次に構成についてですが、どのくらいのレベルにあるかわからないので、正確に回答できませんが、バスケという競技の構成がDF・OFとあり、ハーフコート・オールコートがあること、また、組織として必要なこと個人として必要なことこれらを整理し、内容を関連づかせて順序を構成されたら良いかと思います。

ですから、ハーフコートDFに関する練習が不足しているかと思います。他には６＝休憩とし、７、８は１０で補えれば良いと思います。



練習メニューよりも、やる気のない選手にいかにやる気を出させるかが急務だと思います。