質問 「ゴール下のシュート」

中学女子のコーチをしています。教えている選手でゴール下のシュートが入らない子どもがいます。その子は決して下手ではなく、むしろセンスはある方だと思うのですが、ことゴール下のシュートとなると入りません。ランニングシュートを含めて、確率で言うと、10〜20％くらいでしょうか？ 最近は矯正のため、重点的にゴール下の練習をしているのですが、なかなか確率が上がってきません。身長も160cm弱で、決して小さいわけではなく、左利きで、シュートはぎこちないのですが、ミドルシュートであれば、試合中で40%くらいの確率があり、チームには必要な選手です。以前、大事な試合に２点差で負けてしまったのですが、その時もその子がノーマークのゴール下やランニングシュートを５本はずして負けてしまいました。その子も相当悩んでいるようで、いろいろアドバイスもしているのですが上手くいきません。何かいい方法はないでしょうか？

私も中学女パスの外部コーチをしています。

少し昔の教え子ですが…

同じようにゴール下のシュートを外しまくるセンターがおりました。

両脚のスタンスやボールの構え方、色々とシュートフォームをチェックしては繰返し練習させてみても一向に改善の兆しも見えず悩んでいた処、目線に問題があるのかなぁ~と思い　彼女の顔を見ていたら‥

シュートを放る際に、息を「吐きながら」やっているのに気が付き

シュートを放る際に、一瞬だけ息を止める事を意識させてやってみたら、つまらないミスが減った事がありました。

有酸素運動＆無酸素運動の区別をアドバイスしてみては!?

私の考えで、おそらく女子特有のものだと思います。

女子だとフォームの多くはボスハンドになります。ボスハンドはゴール付近だと精度面で非常に不利になると考えます。その子がボスハンドであるかどうかはわかりませんが、やってみるとわかります。ゴール付近に関してはワンハンドを修得するのも一つの手です(男子のようなワンハンドはできないかと思います)。結構区大会を抜けてく強いチームなんかはゴール付近はワンハンドというのはよく見ます。



もう一つのランニングシュート(レイアップ)に関しても、初心者や女子によく見受けられる現象で、ステップの際ボールをホールドするわけですが、その時よくボールを下げてしまう子がいます。肘が伸びてボールを下げると、シュートしようと腕をあげたときに顔の前までしかあがらないんです(やってみてください)。肘を曲げた状態でボールを体近くでしっかりホールドし、1･2で跳んだ時、腕を(ボールを)弧を描かせず、まっすぐ上に伸ばすとジャンプの力で自然に手からボールが離れ尚且つ、ジャンプの力でレイアップ(本来の基本的なレイアップの仕方)している為、余計な力が加わりません。



これらが該当しているかわかりませんが、意外と元の部分が原因かもしれませんよ。