質問 「1人だけ体力がありません。練習の強度はどうすべきでしょう。」
質問内容
コーチの悩みです。チームにとても体力がない選手が1人います。他の選手と比べたら極端に体力がありません。彼の精一杯は、みんなの当たり前です。
練習の強度は彼の精一杯程度が良いのでしょうか?
彼は技術的には特に問題ないですが、とにかく体力がありません。
今現在がそうなのですが、他の選手の体力に強度を合わせると、彼にはキツ過ぎて足をつったり体調を崩してしまい、練習を途中で抜けて休ませないと危険な状態になります。肉離れや熱中症、ふらついてしまっての怪我が怖いです。見ていても辛そうです。
しかし体力のない彼に合わせると、他の選手にとっては強度が弱く、いい練習にはなりません。
バスケが本当に好きな選手なので辞めて欲しくありません。本人はバスケを続けたい気持ちと、辛さや足を引っ張ってしまうことが嫌で辞めたい気持ちがせめぎあっているそうです。
今後の練習の強度はどうすれば良いでしょう。助言をください。
この質問は、回答期限が過ぎているため回答することができません。
回答
技術的なことならともかく、体力的な部分で一番低いところに合わせるのは良くないと思います。
その彼がどのような子なのか私にはわからないので、どのようにフォローするかはTgreenU19さん次第ですが、「自分の現状が足を引っ張っている」という考えを「自分の体力が少しでもつけばチームに大きなプラスになる」という考えに持っていってあげることが必須だと思います。
いきなり全ての練習についていけなくても、少しづつでも長くついていけるようになれば体力は増えてるんだ、ということを自覚させてあげると彼も気が楽になると思います。
また、本気で体力を増やそうとしているようなら、自主的に走らせてもいいと思います。自分のペースでいいから毎朝走る、それだけで劇的に変わると思いますよ。親御さんと話せる機会があるようでしたら相談してみるのもいいと思います。
また、「極端に体力がない」という状況がどの程度のものなのか想像しにくいのですが、あまりひどいようなら、食事面なり普段の生活なり、どこかしらに改善すべき点が見つかるような気もします。
少しずつ練習に耐えれる体力がつくまで休ませることは忘れません。ありがとうございます。
回答
全員が同じペースで同じメニューをこなすのは、身体の発達・機能的な面からみれば、もともと非常にあり得ない現実なんです。
トレーニングメニューの意味を考えれば、個人個人の限界を超えた時点で、「身体を強くする為に負荷を与える」、と言う目的は達成されています。
現実的に個別管理は非常に難しいと思いますが、練習は全体に合わせて、その選手は途中で休み休みさせるのが一番良いと思います。
大事なのはそれがサボりや甘えでは無いと、本人および全体の理解を得て、チームと個人のメンタルフォローをすることです。そのために筋肉発達のメカニズムや、休養の大切さなど、勉強会もチームに取り入れてみてはいかがでしょう?
理屈だけで簡単に提案しましたが、TgreenU19さんの時間的都合もありますし、難しい問題ですね。
サボりや甘えではないことを理解させるよう積極的に指導していきます。本人にもサボりは許す気がないことも伝えます。
回答ありがとうございました。
回答
自分がもってる筋力量をこえるハードな運動をしたらケガをするのは当たり前です。筋力が追いつくまでは無理は禁物です。
他のメンバーと同じ練習をさせるには、まず必要な持久力・筋トレが先ですね。特別メニューを作ってあげて、自主トレで頑張ってもらい、徐々に合流させていくのがいいでしょう。
でも、その方は私より、かなりマシですよ。私は小学生レベルの運動オンチだったのに、県下トップクラスのチームに入ってしまいました。男子並みの練習メニューについていくのは大変でした。
マネージャーだったのに人数不足により、そういう事になってしまい。
ですが面倒見のいいチームで、「初心者は知らなくて当たり前だから」と言って、手取り足とり教えてくれました。ただ足をひっぱらないようにシュート練習をするのも順番は一番最後にして、全員でシュートフォームを見てアドバイスしてくれました。
ただ私は関節だけは柔らかくできてるので(笑)怪我をしたことはないですが、最初の頃、足がつるのは度々でした。練習1時間前に、スポーツドリンクを飲んで、バナナを食べると、どんなハードな練習をしても足はつらなくなるし、熱中症状態も改善しますよ。
アップとクールダウンをきちんとしたほうがいいですね。
それと練習後の疲労の取り方をきちんと指導してください。
アップでは1キロくらい走ってました。そこから柔軟体操をマメにしてたので肉離れはなかったです。
血流よくして、脳と筋肉の連携がよく出来てれば改善しますよ。
私がコーチから自主トレで指示されたのは、2~3キロのランニング(数百段階段のある場所への往復)と、部屋では寝ころんで真上にボールを回転つけて、まっすぐ上げる練習とハンドリング、外では毎朝ドリブル練習。
そして練習では床にボールを転がして必死に追いかける練習と3ポイントシュート練習をひたすらやってました。
リバウンドを一人で100本飛んでる間にジャンプ力も勝手についてましたし。
バスケが好きという気持ちさえあれば、絶対に克服できるでしょう。
個別練習を他のメンバーに納得させられるか、また本当に個別練習させるべきか慎重に考えてみます。回答ありがとうございました。
回答
よく中高と体力の差を実感していました。
ただ体力がないからこなせないわけではなく、手を抜きながらやっていました。
どう考えても自分の体力で全力でやれば持たないことを実感していたからです。
全力で取り組むという姿勢はいいと思いますが、しっかりと抜くところは抜くことは試合にも通じるところだと思います。
バスケットはかなり走るスポーツで1試合全力というのはほぼ不可能です。
その子が体力が無くなり怪我などしないために、休ませることも必要ですし、サボることも教えることが大切なのではないでしょうか。
ダッシュは八割ぐらいでやらせたり、レイアップの練習なども軽くやったり、ジャンプシュートも軽く飛んでやったりとそうした積み重ねが体力を温存させているのではないでしょうか。
それでこなせるようになって少しずつ自分の体力にあったようにやっていくように思います。
手抜きによる「体力の温存」は正直彼のためになるのか僕にはよくわかりません。
それに今でも多少手を抜きつつ何とか最後まで頑張ろうとしているようにも見えます。
難しいことですが、指導者として彼にどうアドバイスするべきかじっくり考え、考えがまとまるまでは今までどおりにバテたなら休ませます。
回答ありがとうございました。
この質問は、回答期限が過ぎているため回答することができません。