質問 「何のファウルなのでしょうか？」

昨日ミニの試合で審判をしていたときのことです。
リードで審判をしていたときです。
OFがワンマン速攻でランニングシュートにいった際に、後ろから追い付いてきたDFにブロックショットされたのです。
リードですのでOFの進行方向を正面から受けDFがボールにしか触っていないのを確認して、アウトオブバウンズをコールしたのですが、OFチームのベンチから大ブーイングがきました。
ベンチの言い分は『ランニングシュートをしている際にコースを横切るようなプレイは危険だからアンスボーツマンライクファウルだ』と。
前述したように身体の接触は確認できなかったのですが、ホントの結果はどうなのでしょうか？
もし危険の行為として認めても、ボールに対してのプレイではないので、吹き上げたらテクニカルファウルになるのではないでしょうか？
勉強不足で申し訳ありませんが、どなたかご教授ください。よろしくお願いします。

アンスポーツマンライクファールです

ベンチの言い分の通り

かなり危険なプレイです

ワンマン速攻が出た場合には

接触の有無にかかわらずシュートの横に入ったりするのは

アンスポです。公式ルールでそうなっています

後ろからＤｅｆに接触なしではたかれた場合は

ファールではありません

後ろから追いついて“ボールのみ”に触れたのであればファウルではありません。速攻のOFプレーヤーが遅くてボールを守る技術も無かっただけです。ただし、『ランニングシュートをしている際にコースを“意図的に”横切るようなプレイ』で危険と判断すれば、身体接触はないので「テクニカルファウル」となるはずです。



私ならそうとりますが、特に公認審判ではないので絶対とは言えません。ちなみに公認審判のジャッジする試合を見たことがありますが、後ろからのブロックでも意外とアンスポはコールされませんでした。やはり、シチュエーションによって判断が異なるようです。

ワンマン速攻には手を出した時点でアンスポです。バックファイアももちろんですが、コースに入らず手を出したならファールになります。

審判をする以上、ルールブックは確認したほうがいいです。

すみません。シュートやジャンプ中のプレーヤーにたいする危険な行為は、テクニカルではなくアンスポでした。

しかし、ボールのみに触れたことを確認したのであれば、やはりノーファウルです。





アンスポの原則として

１．ボールにプレイする正当な努力をしないで起こったファウルは、アンスポーツマンライクファウルである。　

　

２．ボールにプレイしようとして正当な努力をしていて起こったファウルは、アンスポーツマンライクファウルではない。

とされています。



その追記として、「相手チームが速攻を出そうとしている時、速攻を止めようとして、その攻撃側チームのプレイヤーとそのチームが攻撃するバスケットとの間に防御側プレイヤーが１人もいない状況で、防御側プレイヤーがその攻撃側プレイヤーに対して、後方あるいは横から“触れあいを起こした時”は、その触れあいはアンスポーツマンライクファイルとする」とあったので、触合い無しならファウルではないようです。

現場を見たわけではないですが、文章上どちらともとれる瞬間的な微妙な判断だったんだなぁと思います。



僕としてはみんな容易にできない、しかも嫌がる審判をして頂くだけでありがたいです。

オフィシャルで任されているとすれば、目で見て、ご自身が一番近い現場で判断したのでそれは間違いではないんです。

副審やタイマーも止めていないならばなおさら。



一瞬の判断は、人間みんな不安なんで審判を色々学んで、良いジャッジができるように一緒にがんばりましょうね。

ご回答いただきました皆さまありがとうございました！

競技規則３６条を私も確認しました。

DFが努力して追った結果接触は無い場合でも、危険と判断できることがあるということを頭に入れて、今後の審判活動をさせていただきます！

競技規則の勉強を再度やり直し、『瞬間の判断』が的確に行えるよう経験を積んでいきたいと思います。

回答いただいた方、ありがとうございました！

ボールを後方からカットに行くとボール以外に接触がなくても、大半がプッシングと判定されてる現状があるそうです。それがワンマン速攻の時ならアンスポと判定されてしまうことも多いのかもしれませんね。それで選手たちも後方からのカットはしないよう気をつけてるみたいです。

文章の額面通りに受け取るのであれば，このプレイでアンスポなどの対象にはなりません。あくまでもアンスポは通常のパーソナルファウルの延長であり，身体接触を伴わないプレイであれば，それにアンスポを宣告するのは誤った判定です。

DFも全力で走ってOFに追いつき，ショットをブロックする権利があります。OFとDFの位置関係が文章からでははっきりしませんが，もしDFがOFに追いついて横からブロックしたら，それはナイスDFと言えるでしょう。

ただし，例えばレイアップシュートを打つためにボールを保持し，ステップを踏み始めたOFの走るコースにDFが割り込んできたら，身体接触があればアンスポでも仕方がないし，接触がなければテクニカル・ファウルが妥当だと思います。

正直なところ，私自身ベンチに入るときには判定にあれこれクレームをつけることもあります。ただ根拠のないクレームは，周囲から見て見苦しいだけです。ベンチに入る以上は，ルールや判定の基準についてもキチンと理解し，試合に臨むべきだと思います。そして，やはり一番プレイに近いところで見ているのは審判ですから，そのことをしっかり踏まえてベンチワークを考えることが，子供達にとっても大切だと思います。

すいません。



ワンマン速攻の際のファウルがアンスポになるっていうルール改正はミニバスにも適用されるんでしたっけ？



私はてっきり中学生以上に適用されると思ってましたが…

「友情・微笑・フェアプレー」のミニバスで摘要すべきか悩む所ですが、触れ合いが無い場合のすり抜け行為は、基本的にノーコールです。



審判が危ないと判断した場合はテクニカルを宣しても差し支えは無いと思いますが、２～３年前（正解に覚えてなくて申し訳ない）の伝達講習会で、フロッピング、ディレイング・ザ・ゲームの事例と共に、今回の様な横切り行為は原則テクニカルではない、という旨書かれていました。

勿論、触れ合いが無いならアンスポも成立しません。



まぁ、テクニカルを宣するなら「シュート動作中」の見極めはアンスポより難しくなりますけどね、特に接戦の場合は。

テクニカルの場合、シュートの成否に関わらず、必ず「２ショット＆ボール保持」ですから。