質問 「腰痛」

半年ほど前から腰痛で休んだり復帰したりの繰り返しです…

『腰椎椎間板ヘルニア』という医師もいれば
『腰椎椎間板炎』という医師もいます。
この２つには違いがあるのでしょうか？

今までは、メンバーがいないというチームの状況で長期にわたり休むことが出来ず、無理矢理痛み止めなどでプレーしていましたが、大会も終わり新入生のおかげでメンバーも揃ったのでこの機会に療養しようと思っています。

私は、８月で引退です。
最後はどうしても痛みとの戦いではなく、ベストの状態で戦いたいです...

麻酔

椎間板とは軟骨のようなもので、いわゆる背骨のｸｯｼｮﾝです｡ﾍﾙﾆｱとは椎間板が破れて飛び出した状態で､神経を圧迫すると腰痛や足のしびれ・痛みが出るようです｡治療は温存療法（骨盤牽引､温熱療法､腰痛体操）と手術があるそうです｡

腰椎椎間板炎（化膿性脊椎炎）は腰椎の感染症で原因菌は黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌が多いそうです｡腰痛と発熱が主な症状だそうですが､発熱もありましたか？血液検査で細菌が出たという説明を医者から受けましたか？椎間板炎が疑われた場合､MRIや骨ｼﾝﾁで部位を診断したり細菌検査や細胞検査をするようですが、そのような検査は？治療は安静と抗生物質で炎症を抑えるとのこと｡炎症が治まらない場合は病巣を削って骨を移植する手術を必要とする場合もあるそうです。

この２つは原因が全く違う病であり、どっちなのかによって治療も異なり、後者だった場合は投薬治療を要します。後者と診断された病院で何の原因菌が発見されたのか確認すべきだと思いますよ。

椎間板炎とは脊椎が菌で侵され化膿して「膿」のできる病です。椎体と椎間板と両方が侵されますが椎間板は血液が流れてないため破壊がひどく椎間板が消失することもあるとか。原因は一般細菌など幅広いので血液検査で特定しないと分からないようですが他の部位の傷などから血液を通じて脊椎に辿りつくパターンが多いようです。糖尿病や肝臓病でステロイド製剤などを過去に使用した人にも見られます。通常高熱が出るそうですが初期段階では疼痛がなく発熱だけのこともあり、風邪と誤診される可能性も。腰痛になる前にそのような前兆はありましたか？そのまま気付かれず慢性の経過を辿るうちに微熱程度になるようです。脊椎をたたくと疼痛があり、膿で圧迫されると神経麻痺を生じることもあるそうです。

ＭＲＩでは初期段階から診断が可能らしいですよ。脊椎の周囲に膿が確認されるそうで。血液検査をしなくてもＭＲＩで感染は確認出来るようですが診断の確定には菌の特定が必要だそうです。原因菌に有効な抗生物質を投与して安静が必要だそうですから。神経麻痺が出た場合には手術も必要なケースがあるようです。

私は医者ではないので、何とも言えませんが、原因菌を血液検査で特定もしないことに素人から見ても疑問を感じます。ＭＲＩ画像をもって信頼のおける大きな病院で再度診断を受けたほうが安心ではないでしょうか。