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靭帯手術3


タイトル  靭帯手術3
投稿日時 2010/06/24 10:19:31

連続日記 つづきです。

 

 

手術は、朝の 9時30分 から開始でした。

手術室の扉を、車イスを押されながらくぐる。

 

 

入ると、緑色のマスクした人が何人もいて、手術用のベッドに寝かされた。

まずは、おしっこの管(くだ)。。。・・ぅ・・・痛い・・(涙)

 

次に、体を『くの字』にさせて腰を曲げ、腰椎の間を通して、神経に麻酔を流し込む。

針の先から流れる液体が、恐ろしいくらい冷たい。

 

そして、腰から下の感覚がなくなる。

 

『怖いんで眠らせて下さい』とお願いしていたから、

僕の意識もなくなる。。。。

 

 

 

バアちゃんの顔がうっすらと見えた。

『やあ、バアちゃん。オレ死んだのかな?子ども残してきちゃったよ。どうしよ。』

 

 

 

時計を見ると、昼の3時だった。

 

病院にいたバアちゃんが見に来てくれたらしく、妻も娘もいる。

どうやら手術は成功したらしい。

 

写真を見せられ、完全切断は1本で、もう一本はかろうじて繋がっていたみたい。

靭帯って糸の束みたいなものらしく、筋が伸びるごとに何本か切れるそうだ。

全部しっかり結んでぐるぐる巻きにしたから大丈夫!と先生が言ってくれた。

 

 

バスケットボールはできるんですか?

・・・と聞きたかったが、とても声にはできなかった。

 

 

 

それから経過もよく、2,3日で退院できた。

 

 

夏の汗ばんだギプス生活、長~いリハビリが待っていた。

でも完治していくのがわかるので、多少不便でも がんばれるもんだった。

 

 

 

 

 

あれから2年。

 

ケガした時に履いていたのは、アシックス・ローテリブレ3。履いて2回目。

とにかく走り、高く飛ぶタイプ(だった)ので、もっと速く、高く跳びたくて、クッションや

ホールド感は抜きで、最高に軽く、グリップの強いものを自分で調べ、あえて

ローカットのバレーボールシューズを試したのであった。

 

本当にバカだった。それがいけなかった(笑)

 

やはりバッシュは、飛んだ着地、走りこんだグリップ、直に足に来たら危険。

それを考えて作られている。

 

 

バスケットボールの神様に怒られたんだな~

皆さんもケガには十分注意してください。

 

 

 

 

連続日記、長々と読んで下さってありがとうございました。

とくにGOJIさん、tamaxさんコメントありがとうございました!      完

コメント

いやー、怖いですね。
他人事ではないですね。
私は靭帯が伸びてギプスをした事がありますが、切れると大変なのですね…。

この話からBMIの話につながるわけですね。
お互い太らない様に気をつけましょう!
#でも私は食べるの大好きなので、危うし??(^_^;)

GOJIさん
2010/06/24 18:48:48
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