非常事態宣言の解除

僕が住む宮崎県は、家畜の伝染病、口蹄疫の拡大防止のため、５月１８日に、

不要不急の外出の自粛、イベント等の延期、消毒徹底等々の「非常事態宣言」を

発令し、２７日午前０時をもって全面解除されました。

このまま感染がなければ『終息宣言』は一ヶ月後らしいです。

僕は、いろんな人相手に商売をしているので、イベント事の自粛、延期、中止による

経済の急落を、本当に肌で実感しました。

宮崎県の基幹産業が、養畜産業なので、まず、お客さんのところに行けない（涙）

菌を媒介してしまうから。まず何が何でも消毒を徹底。コレ基本。

ごくごく当たり前のことだが、イベントが無いと、人も集まらず、車も動かないんで

ガソリンスタンドも売り上げ激減。スーパーも売上激減。もちろん飲み会もない。

居酒屋さんの明かりも真っ暗。

バスケもできない。体育館、図書館、公民館など、公共施設の一般使用はダメでした。

僕の地域は、非常事態宣言一部解除地域になるので、先々週からOKでしたが。

でも畜産、生産農家さんは今でも収入はないです。せり市場が開かれていないから。

しかし牛や豚にはエサは必要。。あるお客さんは大学に子どもを通わせてて貯蓄は

とうに尽き、休学。。。完全に限界を超えています。

僕の市は感染、殺処分地域ではないので、まだいい方かも。

家畜を殺処分されたところは、ゼロからのスタートなわけで。

家畜を買い、種付けし、10か月程して出産、それからまた10か月程たって

子牛として出荷でき、ようやくお金になる。早くて20か月。最低２年はかかる。

皆さんからいただいた義援金は県庁を通じ、殺処分、ワクチン対象農家に配られ、

たしか、義援金が一家あたり一律20万円。第二次義援金も同額配布されたかと。

県内外の皆様、ご支援本当にありがとうございます。

この口蹄疫を通じて思ったこと、たくさんあるんですが、、

今日一番言いたいのは(笑)、

『事件は会議室で起こってるんじゃない！現場で起きてんだ！』

まあ、その会議室がいちばん問題なんですが。

FTOという手を差し伸べた最新技術と国際法を知り得た国際機関を、なぜ政府は

受け入れなかった？知られちゃまずいことでも？

当初、マーカーワクチン接種によって清浄国の回復は可能という手段、知識を持った

人はいなかった。FTOを受け入れていれば20万を超える殺処分にはならなかったかも。

疫学チームが感染源、感染ルート解明にやってきましたが、発生直後も来たよね？

今から発生源を探ると。。おおやけに曖昧にしたいの？

あ、ワクチンは国が全額負担ではありません。県が一部負担です。

嘘はダメでしょ！！！！