最終決戦

のこり１分、２点勝ち、相手レイアップで同点残り４０秒。 流れからして勝てる自信があった。 顧問の先生には24秒たっぷり使い、センター勝負させるというもの。 相手はマンツーマンのためセンター勝負が一番近い勝利への道ということだ。(かっこ良く言うとね笶) 残り25秒。センターが右ローポストにいたため左サイドにいたオレ右サイドにパスをした。 そこで事件がおきた。 オレのパスがカットされてしまったのだ。 残り20秒、相手ボール。 相手センターがパスカットしたためこっちのセンター後ろから追いかけて追いついた。 (センターだからドリブル遅かった。) その後ろからオレたちがきてたものの事実上の1on1。 センターはつっこんでいった。 「ピーー。 バスケットカウントワンスロー！」 残り13秒。2点差負け。 フリースロー。これが勝敗を分けることになる。 打ちはなたれたボールは、リングのふちにあたって落ちた。相手の5番の手の中に… 残り1O杪。ボールを保持された。 残り1秒。俺たちのデビュー戦は幕を閉じた。